商品について
独立基板型11chフルディスクリート・パワーアンプを搭載する
マランツの最高峰一体型AVサラウンドアンプ
独立基板型11chフルディスクリート・パワーアンプ
Hi-Fiコンポーネントに匹敵するレベルのチャンネルセパレーション、空間表現力を実現
HDAM搭載13.2ch電流帰還型プリアンプ
搭載の高音質プリアンプ回路。13.2chプロセッシング対応&13.2chプリアウト装備
Dolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、MPEG-4 AACに対応
新世代の3Dオーディオに加え、新4K/8K衛星放送の音声フォーマットにも対応
8K / 60p、4K / 120p、HDR10+、HDCP 2.3、eARCに対応
最新の映像コンテンツを楽しむための新規格に幅広く対応。8入力/3出力のHDMI入出力を装備
HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワーク機能
ストリーミング(Amazon Music HD、AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、ハイレゾファイル再生
Wi-Fi、AirPlay 2、BluetoothR、Alexa対応
ワイヤレスで手軽にミュージックストリーミング。Bluetoothヘッドホンへの送信機能も追加
マランツ一体型AVアンプのハイエンド「SR8012」の後継モデルだ。技術的に大幅進化。11ch分のパワーアンプを搭載。1chごとに独立基板にマウントし、電源トランスの左右に対称に配置している。デバイスをディスクリート構成にすることにより、回路設計やパーツ選定の自由度が高くなり、サウンドマネージャーの尾形好宣氏による細かな音質チューニングが可能になった。
AV的なエンターテイメント性と、ハイファイの忠実性が高次元にバランスした傑作の音だ。私のリファレンス音源のポール・マッカートニー「手紙でも書こう」を聴く。ひじょうに明瞭で、鮮明。解像度が目立って高く、細かなニュアンスが豊かに伝わる。冒頭のベースが雄大に、同時に俊敏に語られる。安定した低域をベースにしたピラミッド的な音調が、本機の美質といえよう。音場の見渡しもクリヤーで、ピアノの質感の良さはハイファイ的だ。
クレエンツ/ムジカエテルナ「フィガロの結婚」序曲は、この演奏の成り立ちを正しく解釈し、鮮明で尖鋭だ。一体型AVアンプのハイエンドにふさわしい仕上がりと聴いた。