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純粋なビオディナミを実践する
ピュリニーの大御所。ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手。
白ワイン/辛口ブルゴーニュ地方/ピュリニー・モンラッシェ地区使用品種…シャルドネ格付け…プルミエ・クリュ(上級畑)■ドメーヌ・ルフレーヴ純粋なビオディナミを実践する、ピュリニーの大御所。ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではない。ルフレーヴはピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている。プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも 7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培。80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに 傾倒。故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ農法を実践する。ルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのまま表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとる。ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニー・モンラッシェでもクラヴォワヨンのように、比較的若いうちから楽しめるクリマもあるが、ピュセルやシュヴァ リエ・モンラッシェは鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要す。しかしながら待てば待った分だけ、いざ開けた時の感動は大きく、世のルフ レーヴ・マニアを虜にして離さない。■2014年ヴィンテージ暖かい春、涼しい初夏で始まった2014年。8月末になると理想的の天候に恵まれたため、生産者は収穫時期をじっくりと見極めるました。ブドウは完璧に成熟し、整ったストラクチャー、テロワールを讃えるかのような美しい果実味は、正にブルゴーニュワインの原点に立ち返ったようなクラシカルな味わい。ロバート・パーカー氏も「ブルゴーニュ愛好家のためのヴィンテージ」と称える、ブルゴーニュワインを飲み尽くしてきた方にこそ是非飲んでいただきたいヴィンテージです。造られた赤ワインは、早くから愉しむことが出来るチャーミングな第一印象ながら、清純な酸がアフターまで伸びていくエレガンスとタンニンの緻密さも兼備しています。非常に複雑な香りが特徴。グラスに注いで最初に感じるのは、火打石を思わせるミネラル感。次いでアーモンドやスイカズラのニュアンスが重なった、他の1級畑以上にリッチな香りを漂わせます。口に含むと、フレッシュでスパイシーな口当たり。ジンジャーやレモングラスの風味に、暖かいヴィンテージらしい豊満な果実味が口中に広がりますが、フィニッシュには張り詰めたテンションを伴います。非常に繊細で、グラン・クリュに勝るとも劣らない出来栄え。