商品について
360 度全方位に広がる True360 オ ムニディレクショナルサウンドの採用と内蔵バッテリーで最大 24 時間のワイヤレス再生を実現
◆True360 オムニディレクショナルサウンド
360 度全方位に広がるTrue360 オムニディレクショナルサウンドを採用。置いた場所にかかわらず、臨場感あふれる切れのよいサウンドを楽しむことができます。
◆最大24 時間のワイヤレス再生
Adaptive Power management Technology により、内蔵バッテリーで最大24時間のワイヤレス再生を実現。昼夜連続再生も可能です。
また、USB チャージャー機能も搭載しており、iphone/スマートフォンへの充電も可能です。
◆Bluetooth 4.0対応
Bluetooth 4.0+apt-X に対応。合計8人までのユーザーを登録することが出来ます。
また、ソーシャルシェアリングに対応しており、2台同時にペアリングし、交互に音楽を再生することが出来ます。
2012年に立ち上がった、B&O PLAYブランドから、Bluetooth対応製品と組み合わせてワイヤレスで音楽を楽しむことができるスタイリッシュなスピーカー「A2」が登場した。
「A2」は、ワンボディでBluetoothによるワイヤレス受信ができ、さらには巧みにデザインされたフラットな筐体、そして本質へのこだわりと、B&O PLAYのコンセプトが凝縮されている。現代の生活やリスニングスタイルに、さりげなく寄り添う製品だ。
カラーは3タイプが用意されており、今回取材用に借りたのは「グレー」。そのグレーはグリル部分に配され、ボディはマットなゴールドがあしらわれている。このコントラストがとても上品で好ましい。素材も肉厚のアルミニウムが用いられており、実際にもってみると見た目の印象よりずっしりとしている。このあたりは、ラフな使用にも耐えるため、かつ、余計な響きを発生させないというオーディオ的配慮もあると思われる。
レザーのベルトが付属されており、持ち運び時はもちろん、今回の試聴では自宅のダイニングチェアの背もたれに引っ掛けて聴けたのが面白かった。普段は音楽が流れてこない場所から、いつもオーディオシステムで聴いている楽曲が溢れ出てくることの不思議。後述するが、ダイニングキッチンいっぱいに音が満ちてゆく、その音場の豊かさにも驚かされた。
まず、手持ちのiPhoneからジャズシンガー、ホセ・ジェイムズの『イエスタデイ・アイ・ハド・ザ・ブルース』を送信してみる。A2で再生したとたん、歌声にたっぷりとした深みがあることに驚かされた。ウッドベースも淡白にならない。弦がぶるりと震える瞬間も聴き取れた。また、ピアノの細かなニュアンスも豊かだ。ボーカルのバックで実に様々なフレーズを繰り出している。そこに単なるボーカル+ピアノトリオ作品、スタンダードカバー集にはするまいという、演奏家たちの高いテンションを感じた次第だ。
ワイヤレスであり、スリムであるがゆえ、設置場所の自由度も高い。リビングのテレビの脇でも、ダイニングテーブルの上でも、ベランダのテーブルの上でも置ける。そこからさりげなく、なおかつバランスの取れた音楽が溢れ出る。音楽の実体がぼやけないといってもよいだろう。ビョークのライブ盤『バイオフィリア・ライヴ』も、独特の重低音とその上に乗るボーカルやコーラス、各種エレクトロニクスなどが大きな景色を織り上げているのがわかる。これは「True360 オムニディレクショナルサウンド」の効力が大きいと思うが、決して演出的にならないところも評価したい。そんなところに老舗としての堂々たるプライドが透けて見える。オーディオはかくあるべきといった凝り固まった概念から解放し、音楽との新しい付き合い方を提案してくれる製品であると言えるだろう。
文:中林直樹
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「
Phile-web」所収記事を短くまとめたものです。全文は
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