商品について
BEOPLAY H2は生活に溶け込み
最高のサウンドと快適さが1日中続く
柔軟性を極めたオンイヤー型ヘッドホンです。
BeoPlay H2 は、BeoPlay H6 やBeoPlay H3 を手掛けたデンマーク出身のインダストリアルデザイナー、ヤコブ・ワグナー(Jakob Wagner)によってデザインされました。ヘッドフォンというジャンルを斬新で現代的な解釈で捉えなおした、ファッション性の強いデザインに仕上がっています。
先に登場した人気ヘッドフォン BeoPlay H6 との共通要素を感じさせながらも、個性が光るアイテムです。プラスチックなどの素材を使った製品にはない「服のような質感」をもたせるため、ヘッドバンドとイヤーカップには布素材を用いています。
使う人のスタイルや好みに合わせ、コーディネートのアクセントにすることも、服の一部として溶け込ませることもできます。アクティブでエネルギッシュなライフスタイルをさらに楽しくしてくれるヘッドフォンです。
「H2」はB&O PLAY初のオンイヤー・ヘッドホンだ。プロダクトデザインはフラグシップ・ヘッドホンの「H6」と同じく、デンマーク出身のインダストリアルデザイナーであるJakob Wagner氏が手がけた。
ヘッドバンドとイヤーカップのアウター素材に布地を用いるとともに、ヘッドバンドが頭部にぴたりとフィットするデザインとして、まるで衣服を身に着けているような自然なルックスを実現している。カジュアルからシックな装いまで、違和感の無いコーディネートが楽しめるヘッドホンだ。本体が約150gと軽量なので女性にも身に着けやすく感じられると思う。
本機のサウンドはPonoPlayerをリファレンスに、ハイレゾの楽曲を中心に試聴した。宇多田ヒカルの「First Love」から『Automatic』では、宇多田の初々しいボーカルが持つ煌めき感と、陽のエネルギーがぐんと前面に押し出される。ボーカルとの距離感が近く、口元の細かな動きの描写力にも長ける。息づかいやビブラートの躍動感も生々しく再現され、そのフレッシュさに思わず気分が高揚するリスニング体験だった。
ボーカルを中心としたバックバンドの演奏はタイトに引き締められている。むやみに音場を広く取らず、敢えてタイトに絞ることでエネルギー感を前面に強調する音づくりであるように感じた。シンセサイザーやエレキギターの音色もインパクトが力強く、小音量で聴いても音像はくっきりとして鮮やか。低域はリズムが正確に再現され、余韻もすっきりとして爽快だ。ベースラインのグルーブをスムーズに描きながら、空気の力強い押し出しとともに量感もたっぷりとある。ロック、ポップス、ダンスミュージックなどビートの効いた楽曲にとても相性の良いヘッドホンだと思う。
最後に「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 アレクシス・ワイセンベルク/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリンフィル」のピアノコンチェルトから『第1楽章:モデラート』を聴いた。冒頭からピアノのアタックが力強く描かれ、弦楽器の和音が力強いメロディラインを伝えてくる。金管楽器は少し派手めで煌びやかな音色。ピアノの旋律は粒立ちが鮮やかで、強弱のタッチを巧みに描き分ける。タイトな弦楽器や打楽器の低域が演奏の緊張感を高める。フォルテッシモのパートは音が飽和せずに、全ての楽器の音色が濃く鮮やかに表れる。音像の明瞭度が失われることなくキリっとしたハーモニーを再現する。
「H2」はヘッドホンが個性を主張するのではなく、好きな音楽やリスニングスタイルに寄り添いながら「ユーザーの個性」を引き立たせる最良のパートナーだった。音楽リスニングによる感動と新たな発見、エモーションを喚起させられるヘッドホンだ。
文:山本 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。