商品について
どんなシステムでもワイヤレスと有線両方に対応させるUSB-DAC
どんなシステムでもワイヤレスと有線両方に対応させるUSB-DAC
■デジタル信号は全てビットパーフェクトのDACで処理
■エントリーレベルであってもノイズ対策に抜かりなし
■クリーンかつダイナミクスが俊敏なサウンドへ
■オーディオファイル並の実力
■様々な接続
Bluetooth、USB、S/PDIF(光/同軸入力)
■AACとaptXの両方のコーデックを搭載iFI-Audioの「nano iOne」は、ヘッドホンアンプやプリアンプの機能は持たずライン出力に特化しており、「純DAC」とも表現できる。そしてDACとしてのスペックやクオリティはもちろん同ブランドが誇るそれだ。最大PCM 192kHz、DSD 12.4MHz、384kHz DXDにまで対応する。
本機の提案性は、USBのほかにS/PDIF入力、そしてBluetoothレシーバーの機能も備えていることにある。またライン出力端子は、据え置きのコンポーネントオーディオで一般的な左右独立のRCA端子だ。
本機は出力先としては据え置きの本格的なシステムまでを想定しているのだろう。USBでPCと、S/PDIFでAVと、Bluetoothでスマートフォンを含めたポータブルオーディオからの音声出力を受け、それを定評ある同社のクオリティでDA変換し、コンポーネントオーディオにライン出力する。それが本機のポジションであり、提案だ。同社スタッフは本機を「デジタルハブ」と呼んでいるとのこと。
その用途の中で最も注目されるのはやはり、Bluetoothでスマートフォン等と据え置きシステムを接続する使い方になると思う。
例えば、「定額ストリーミングサービスはスマートフォンのアプリから利用する方が使いやすい場合も多いので、そちらで操作しつつ音声は自宅のスピーカーシステムから流したい」という使い方ができるのは現代的で便利そう。
しかしスマホの内蔵スピーカーは、当然音楽再生に常用するには向かない。そこで本機のBluetoothレシーバー機能を利用し、デスクトップのスピーカーシステムなどにつなげば……というわけだ。
もちろん、Bluetooth接続は音質面ではボトルネックになる。しかし、本機においてはBluetooth云々以前の音質の基礎体力が高いおかげか、デスクトップスピーカーのGENELEC「6010B」から小さめの音量で流しているくらいならば音の荒れはほとんど気にならなかった。
今回はスマートフォンとのBluetooth接続をフィーチャーして紹介したが、「デジタルハブ」である本機はユーザーの環境に合わせ、そしてユーザーのアイディア次第で、様々な用途で活躍してくれるだろう。
文:高橋 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。