商品について
香り高く繊細で
柔らかみに富む素晴らしい赤は
1855年のメドックの格付けで
同地区以外にもかかわらず
第1級に選ばれた最高の赤ワインです。
赤ワイン / フルボディボルドー地方 / グラーヴ地区使用品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン専門誌評価:ワインアドヴォケイト 94点■シャトー オー・ブリオンオー・ブリオンは数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトー。1533年にジャン・ド・ポンタックによって開かれたオー・ブリオンの畑は、1855年のメドック最高位の格付けに選ばれたシャトーで最古のテロワールを誇ります。ポンタック家以降、4つのファミリーを中心に幾世紀にも渡って受け継がれ、1935年にアメリカの財界人、クラレンス・ディロン氏が買い取り、現在は、ディロン氏の熱い意思をルクセンブルグ大公国ロベール皇太子殿下が受け継いでいます。畑は南東向き、土壌は小石を含む河川礫層。ボルドー市の南西、ペサック村に押し寄せる市街化の波に囲まれるように広がっています。そのため、平均気温が周辺の畑に比べ高めで、ブドウが早熟であるとされています。セルパン川とプーグ川の浸食によって生み出された複雑な地形。畑は51haにおよび、そのうち48haで黒ブドウ品種を栽培しています。平均樹齢はおよそ35年。1haにつき平均8,000本の密度でブドウが植えられています。潰したブラックチェリーや熟したプラム、イチジクやブルーベリーの果実のアロマに、ラベンダーの花や、シナモン、丁子、ナツメグといった甘苦系スパイスのアロマが折り重なります。グラスを回す度に、エスプレッソやシガー、黒オリーヴ、砕いた石など、様々なアロマが次々と開いてくる非常に複雑な香りです。口に含むと、青系フルーツから黒系フルーツのリッチな果実味と、ベイキングスパイスや花々の繊細なニュアンスが生み出すコントラストが魅惑的。非常にきめ細かいタンニンは味わいに綺麗に溶け込み、角がない滑らかな酸味とともにワインにストラクチャーを与え、いつまでも続く長い余韻をもたらします。