商品について
JBL創立70周年記念モデル 4312シリーズのスペシャルエディション
◆JBL創立70周年記念モデルとして、モニタースピーカーの真の性能を追求。
JBLモニタースピーカーを象徴する超ロングセラーモデル「4312シリーズ」が、JBL70周年を記念しさらに進化しました。これからの音楽ソースの高解像度化や多様化を見据え、モニタースピーカーに求められる性能を追求したスペシャルエディション4312SE。熟成された基本技術をベースにユニットのグレードアップなどを実施し、これまで以上にピュアで活き活きとした音質を獲得。JBLモニタースピーカーの魅力を再認識し、その真価を存分に堪能することができるモデルです。
◆JBL最強の12インチ(300mm)径ウーファー搭載。
低域ユニットには、上位モデルの4429においてその性能の高さを実証済みのJBL史上最強の12インチ(300mm)径ウーファーを4312シリーズ伝統のホワイトコーン仕様とした専用バージョン1200FE-8Wを搭載しています。
◆鮮明でナチュラルな音質のボーカル再生。
聴感上、特に敏感となる帯域を担い、楽器の音色、声の質感の描写力を大きく左右する中域ユニットには、5インチ(125mm)径ミッドレンジ105H-1を搭載しています。
◆超高域までスムーズに伸びる高域。
高域ユニットには、アルミ-マグネシウム合金ダイアフラム採用の1インチ(25mm)径ドームツイーター054Al-Mgを搭載しています
モニター本来の高純度な音質を獲得。新設計のネットワーク回路を採用。
4312SEでは新しいウーファーに合わせて新しく設計したネットワーク回路を採用。
JBLは2016年に創立70周年を迎えた。3ウェイ・スピーカーシステム「4312SE」はその記念モデルである。
オーディオファンならば、1982年からスタートした同社のロングセラー「4312シリーズ」の一環としてイメージするだろう。“4312”を標榜する以上、4312シリーズの歴史の枠内にあることはいうまでもないが、内容に変化があって、特に使用されているウーファーは大きく異なる。
一連の4312シリーズのウーファーは、実はフルレンジ駆動されている。このために振動板は高域方向を伸張させるためにカーブドコーンが採用せれ、ミッドレンジとのクロスオーバー周波数は公称2kHzであった。これに対して本機のウーファーは、上位機種の「4429」のそれと基本的に同種で、振動板形状はストレートコーンで、その表面だけを白色処理したユニットが採用されている。
これによって、本機のクロスオーバーはぐんと低い640Hzに設定され本格的な3ウェイ構成になっている点に大きな違いがある。当然ネットワーク回路はLPFを含めた新回路となっていることはいうまでもない。従来からの4312シリーズと本機の大きな違いがここにある。
一方、ミッドレンジとトゥイーターは現行と同一だ。キャビネットは前面ダクトのバスレフ方式でブックシェルフ型。寸法比などは現行と大きく変わらないが7.1kgほど重い。出力音圧レベルは3dB低い。つまり、能率は現行4312Eの半分ということだ。
聴こえは歴代の4312シリーズの中で、最も抵抗感なくクラシックを楽しめるモデルになっており、結果的に広い音楽ジャンルに対応する。こうした本機の聴こえの新しい方向性は大きな進化といえるだろう。鳴りっぷりも良好だから、能率の低下についてほとんど意識することはあるまい。
文:藤岡誠
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。