商品について
従来機種を上回る高画質化を達成しながら
従来機種同等の小型・軽量を実現。高画質と小型・軽量設計を両立した超望遠レンズ『EF400mm F4 DO IS II USM』
■高画質と小型・軽量設計を両立した超望遠レンズ
・キヤノン独自の回折光学素子「DO(Diffractive Optics)」技術の採用により、従来機種と同等の小型・軽量設計を実現。
・通常のガラスレンズとは逆の色収差特性を持つDOレンズをUDレンズと組み合わせることで、望遠レンズで発生しやすい軸上色収差の低減を達成。また、非球面効果を併せ持つDOレンズを、大口径研削非球面レンズと組み合わせることにより、球面収差およびコマ収差などの諸収差を良好に補正。これらにより、解像感の高い画質を実現。
■新開発の密着2層型DOレンズによりフレアを大幅に抑制
・回折格子に用いる材料を新たに開発し、2つの回折格子を密着させることにより、従来型よりも多くの光を回折させることを実現。これにより、リング状のフレアを約4分の1に低減。
・さらに、従来機種では第2、第3レンズに配置していたDOレンズを、より画面外光があたりにくい位置に配置させたことに加え、素子構成を密着2層型としたことにより、逆光フレアも低減。
■最高クラス水準の性能を誇る超望遠単焦点の「Lレンズ」シリーズと同等の機能
・従来機種ではシャッター速度換算で1.5段分(※1)だった手ブレ補正効果が4段分(※1)へと大幅に向上。
・通常の手ブレ補正モードに加え、通常撮影と流し撮りを判別し、自動的に最適な手ブレ補正モードに切り替える「ISモード2」を従来機種から精度を向上させて搭載。
・シャッターボタン半押し時には手ブレ補正は行わずに、露光中にのみ手ブレ補正が作動する「ISモード3」も搭載。シャッターボタン半押し時でもファインダーから通常の見え方を維持しながら、露光中には手ブレ補正を効かせた撮影が可能。
・超望遠単焦点の「Lレンズ」シリーズと同等の高耐久性・高堅牢性や防塵・防滴構造を採用。さらに高い撥油性・撥水性を持つフッ素コーティングを採用。
・高い反射防止効果を持つSWC(SubWavelength Structure Coating)(※2)を施したレンズを第4群レンズ内に配置することにより、ゴースト(※3)を低減。
(※1)「EOS-1D X」使用時。CIPA規格に準拠。
(※2)レンズ表面に可視光の波長よりも小さいナノサイズのくさび状の構造物を無数に並べることで、光の反射を抑制するキヤノン独自の反射防止技術。
(※3)逆光での撮影時に、光がレンズの表面などに反射することにより画面上に発生する多角形や楕円形の光の像。