商品について
大幅な進化を遂げた新超望遠ズームレンズ誕生。AF速度向上と手ブレ補正4.5段を実現。
大幅な進化を遂げた新超望遠ズームレンズ誕生。
AF速度向上と手ブレ補正4.5段を実現。
35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の超望遠ズームレンズ『SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)』の性能を大幅に向上させた『SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2(Model A022)』です。
本製品は光学性能、近接撮影能力、AFスピード・精度、手ブレ補正機能の向上をはじめ、フレックスズームロック機構や防汚コートなどの新機能を追加するなど撮影時の利便性も高め、大きな進化を遂げています。また、別売テレコンバーター(Model TC-X14/TC-X20)を使用することで撮影領域が広がり、さらなる超望遠の世界を楽しむことができます。そして、レンズの外観をSPシリーズの新しいラインナップと共通する高級感あるデザインに一新。次世代のSP 150-600mm G2(Generation 2)が誕生しました。
■さらなる高性能を目指し、光学設計を改良
Model A022は、確かな描写性能でご好評いただいているModel A011の光学設計と製造技術全般を改良。解像性能とコントラスト性能が向上し、ズーム全域においてシャープでクリアな描写を実現しています。レンズ構成は13群21枚。Model A011と同じくLD(異常低分散)レンズ3枚を使用し、軸上色収差、倍率色収差を徹底的に排除しています。
■AF速度向上と高レスポンスを達成
応答性・制御性にすぐれ、高速かつ精度の高いピント合わせを可能にするリング型超音波モーター「USD(Ultrasonic Silent Drive)」を搭載。従来のModel A011の制御回路・AFアルゴリズムを改善することで、Model A022は、AF速度、ローコントラスト時のレスポンス、高速で動く被写体への追従など、AF機能を向上しています。また、フルタイムマニュアル機構の搭載により、AF撮影時でもフォーカススイッチを切り替えることなくMFでピントの微調整を行うことが可能です。
■手ブレ補正効果4.5段を実現、3つのモードから選択出来るスイッチ搭載。
Model A022では、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を一新。アクチュエーターの改良と新制御アルゴリズムにより手ブレ補正レンズの応答性が向上したことにより、さらに高い補正効果を実現しています。その結果、CIPA規格準拠で4.5段分の手ブレ補正効果を実現しました(VC MODE3使用時)。さらに、流し撮り専用モードを含む3つの補正モードを切り替えるスイッチを新搭載。お好みに応じて最適な手ブレ補正モードを選択することが可能です。
MODE1:ファインダー像の安定と補正効果のバランスがとれた、基本となるモード。
MODE2:流し撮り専用のモード。
MODE3:補正効果を優先したモードで、シャッターが切れる瞬間のみ補正。
別売アクセサリーのTAMRON TAP-in Consoleを使用すると、MODE 1のカスタム設定が可能です。初期設定の「標準」、ファインダー像の安定性をより優先させる「ファインダー優先」のいずれかを選択することができます。
■撮影時の利便性を高めるフレックスズームロック機構を新規開発
ズームリングを前後にスライドさせることにより、任意のズームポジションで、瞬時にズームリングのロックと解除ができるフレックスズームロック機構を新規開発しました。撮影時の自重によるレンズ鏡筒の不用意な動きを防ぎ、撮影の利便性を高めています。また、従来のズームロックスイッチもあわせて搭載し、携帯時の自重落下を防ぎます。
■防汚コートと簡易防滴構造を採用し、レンズの利便性を向上
最前面のレンズには撥水性・撥油性にすぐれたフッ素化合物による防汚コートを採用。ホコリや水滴、手の脂などレンズ表面に付着した汚れがふき取りやすく、メンテナンスが容易です。さらに、屋外での撮影にも配慮し、レンズ鏡筒の可動部、接合部の各所に、防滴用のシーリングを配することで、レンズ内部に水滴が浸入することを防ぐ簡易防滴構造を採用しています。
■最短撮影距離を短縮、テレマクロ撮影にも最適
レンズ鏡筒内部のフォーカスカムやズームカムを改良することで、「Model A011」では2.7mだった最短撮影距離を「Model A022」は2.2mまで短縮することに成功しました。最大撮影倍率も1:5から1:3.9に向上し、テレマクロのような撮影が楽しめます。