商品について
Dolby Atmos Height Virtualizer
eARC
Bluetooth送信機能に対応する 最新スペックのスリムデザインAVレシーバー
・バーチャル3Dサラウンド技術「Dolby Atmos Height Virtualizer」、「DTS Virtual:X」に対応
ハイト/サラウンドスピーカーがなくても3Dサラウンドの臨場感を実現
・7chフルディスクリート・パワーアンプ
スリムデザインながら実用最大出力100Wを実現。4Ωスピーカーにも対応
・全ての回路基板を再設計し音質を向上
DACを専用基板に配置、信号ラインやグラウンドのパターンを最適化、パーツ品種および定数を見直し
・8入力 / 1出力のHDMI端子を装備(4K Ultra HD / HDCP 2.3対応)
HDR10、Dolby Vision、Hybrid Log-Gammaのパススルー、eARC、ALLMにも対応
・HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワーク機能
ストリーミング(Amazon Music、AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、ハイレゾファイル再生
・Wi-Fi、AirPlay、BluetoothR対応
ワイヤレスで手軽にミュージックストリーミング。ヘッドホンへのBluetooth送信機能も追加
・使いやすさを徹底的に追求したインターフェース
セットアップアシスタント、日本語対応GUI、Marantz 2016 AVR Remoteアプリ
大人気のスリムAVアンプがさらに進化
「AVアンプはでかい」。このような印象を持っている方は少なくあるまい。この大きさが、ホームシアターを始めるハードルとなってきた感は否めない。しかし10年前、マランツからスリムなAVアンプ「NR1501」が登場。その後も順調な進化を続けた。そんなNRシリーズの最新モデルが「NR1710」だ。
筆者は2世代前の「NR1608」を持っているため、これと比較。サラウンドでは各シーンの体験がより深くなり、本質的な再生音の向上を感じ取れた。これはまさしく、多岐に渡る改善によってNR1710のオーディオ機器としての性能に磨きがかかった結果といえる。
2ch再生では、空間の広がりもよく出ている。今回はZENSOR1と組み合わせたが、総じてスピーカー駆動力に不満は感じられず、より大型のスピーカーと組み合わせても問題なさそうだ。
コンパクトなサイズで多機能と使い勝手の良さを両立し、映像コンテンツの本格的なサラウンド再生はもちろんのこと、純粋に音楽を聴いても満足度は高い。「妥協なき薄型AVアンプ」である本機は、「いい音」によって日々の暮らしを豊かなものにしたいと望むすべての方におすすめしたい。
文:逆木 一
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。