商品について
DAC
プリアンプ回路を一新し
定評のサウンドに更に磨きをかけた 最新スペックのスリムデザインAVレシーバー
DAC、プリアンプ回路を一新し、定評のサウンドに更に磨きをかけた 最新スペックのスリムデザインAVレシーバー
■3Dサラウンドフォーマット、「Dolby Atmos」、「DTS: X」に対応
オブジェクトベースのサラウンドフォーマットに対応。[5.1.2ch]構成、5通りのスピーカー配置が可能
■7chフルディスクリート・パワーアンプ
実用最大出力100W、4Ωスピーカーにも対応
■D/Aコンバーター、プリアンプ回路を一新
最新DAC「AK4458VN」を採用。新開発のボリュームIC&セレクターICを採用。
■4K Ultra HD/HDCP 2.2/HDRに対応
HDMI8入力/1出力。HDR10、Dolby Vision、Hybrid Log-Gammaのパススルーに対応
■HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワーク機能
ストリーミングサービス(AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、ハイレゾファイル再生に対応
■Wi-Fi、AirPlay、Bluetooth対応
ワイヤレスで手軽にミュージックストリーミング。2.4/5GHzデュアルバンドWi-Fi対応
■Audyssey MultEQ
専用マイクによるオートセットアップ機能「Audyssey MultEQ」を搭載。最大6ポイントでの測定結果をもとに、スピーカーの距離、レベル、およびサブウーファーのクロスオーバー周波数を最適な状態に自動設定します。
■「ワイドFM」対応FM/AMチューナー
■Marantz 2016 AVR Remote
スマートフォン、タブレット用リモコンアプリ「Marantz 2016 AVR Remote」に対応。iPod touch/iPhone/iPad、Androidスマートフォン、タブレット、Kindle FireからNR1608の操作や設定が行えます。
<div class= phile_web >マランツの「NR1608」は、全高105mmとリビングのラックにも設置できるスリムなAVアンプ。薄型だが、7chアナログ・ディスクリートアンプを採用し、定格出力50W×7(8Ω)と必要かつ十分なパワーを備える。
前モデルから、プリアンプのボリュームと信号セレクター回路を刷新。DACには上位機と同等のAKM製32bit/8chのマルチチャンネルDACを新たに採用し、従来機からS/Nと分解能を大きく躍進させている。
パワーアンプ部には、数十万円の高級機同様に、出力素子をヒートシンクに沿って一列マウントするインライン配置を採用。スピーカーインピーダンスは4?16Ωで、様々なスピーカーを安定して鳴らすことができる。
パワーに制約のあるエントリー機の場合、上品な音だが若干おとなしく感じる場合がある。しかし本機は、鮮鋭感主体の明るく切れ込む躍動感のあるサラウンド音場を実現した。
「シン・ゴジラ」のサラウンド音声は、イレギュラーなDTS-HD Master Audio 3.1ch。ダイレクト再生すると、フロントセクション再生は面で推してくる音圧があって水平方向の広がりも豊かだ。DSPの素性に優れ、ディレクターズインテンションを忠実に再現するため映画の狙いが伝わってくる。
Neural: Xでサラウンド化すると、音場が拡張するとともに、ほぐれて空間が広々とする。その中に砲撃や着弾音、戦車の走行の轟音等アクション描写のSEがクリアかつ鮮明に描き込まれる。本機のNeural: Xのアップグレード効果は高い。
次に本機から新たに搭載したHEOS機能を使い、NAS内のノラ・ジョーンズ「I wish I could」(flac 96kHz/24bit)を再生。鮮度があり、加えて定位が鮮明で出音の瞬間から快感に浸れる。楽器の分離、チェロの倍音成分の放つ艶、肉声のハスキーな地肌の解像感、声の近さ、Fレンジも十分なものを備えている。
本機は従来のマランツAVアンプの音の質感とはやや異なるが、AVアンプに求められる映像/音響の動的表現にフォーカスした明るく躍動的、立体感豊かな音場で楽しませてくれる。
そしてHEOS機能で幅広いソースをカバーし、操作アプリも充実。こうした機能性は、リビングにおいて家族で利用する際にも重宝する。本機は、現代の家庭に求められる多彩な再生ニーズに応えた、多芸多才「使えるAVアンプ」といえる。
文: 大橋伸太郎
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。</div>