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最大出力100W(PEAK)で迫力の重低音を再生するサブウーハー
■アンプ内蔵バスレフ型
■最大出力100W(PEAK)で迫力の重低音を再生するサブウーハー初めて「ホームシアター」を導入しようとする入門者にとって、どの製品を組み合わせるかを考えるのは難しいものだ。こういった場合に有力な候補となるのが、拡張性のあるラインナップを揃えるAVメーカーのシリーズ製品だ。中でも特に注目したいのが、デノンの「37シリーズ」である。理由は何よりまずその音の良さであり、仕上げコストパフォーマンスの高さだ。そして、サラウンドやドルビーアトモスを構築できるラインナップを揃えている。
DSW-37は、アンプ内蔵のバスレフ型サブウーファー。コンパクトなサイズながら。最大出力100Wを誇る。
試聴は37シリーズによる5.1chシステムに、イネーブルドスピーカー「SC-EN10」を2本加えた<5.1.2>のドルビーアトモス/DTS:X再生も試してみた。
ドルビーTrueHDは音が内側に押し寄せて密度感が高まるのに対して、アトモス再生では、天井が高くなったように空気が軽く開放的に感じられる。その広がったフィールドで、それぞれの音が自由に動き回り、活き活きと輝きを増すのは新しい体験だ。
アクションシーンは、『インデペンデンス・デイ』のチャプター51、巨大宇宙船を背景に戦闘機が空中戦を繰り広げるシーンを観賞した。飛び交う銃撃音が鮮烈で軌跡が目に浮かぶかのようなシャープ。バーチャルリアリティを見るような精密な立体表現が、緊張感を高める。ここでも同じシリーズでスピーカーをそろえる意義を再認識させられた。
バックを流れるオーケストラも朗々と堂々と鳴り響き、独立に向けた戦いに相応しい、意気揚々とした雰囲気を盛り立ててくれる。サブウーファーのサポートもあるが、5本のスピーカーが鳴りっぷりの良いAVアンプのパワーを受け止め、視聴室の空気を戦場に変えてしまうくらい空気を揺るがす様は圧巻だ。
2chから7.1ch、ドルビーアトモスまで発展も可能な37シリーズ。コンパクト設計による導入のしやす、ホームシアターに相応しい外観と音質性能、そしてコストパフォーマンスを高い次元で両立する。入門者はもちろん、かつてオーディオに興じた方々の再開にもピッタリだ。
文:鴻池賢三
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。