商品について
〔テレビチューナー〕
Mac向け
USB接続 テレビチューナ。
〔テレビチューナー〕
Mac向け、USB接続 テレビチューナ。
■ USBケーブルでカンタン接続
■ Mac向けで唯一3波に対応(地デジ/BS/110度CSデジタル放送対応)
■ 録画はハイビジョンの画質を損なうことなくそのまま録画も出来ますし、最大15倍録画まで可能
■ BD/DVDへの書き出しはもちろん、外付けHDDへの保存も可能
■ 内蔵ディスプレイ及び以下のポート経由でのHDCP対応ディスプレイへの出力が可能
Mini DisplayPort/Thunderbolt/Thunderbolt 2/HDMI
■ 接続した状態でMacの電源が入っていればスマホやタブレットでも視聴が可能
iOS/Windows/Android ※宅内視聴のみはじめのセットアップはとても簡単だ。本体を部屋のアンテナ端子につなぎ、Macには本体に付属するUSBケーブルで接続する。同梱されるB-CASカードもチューナーにセットしておく。
続いてMacに専用アプリケーション「Station TV」をインストール。チューナーをMacにつないだままアプリケーションを立ち上げ、地域と放送波を選択。視聴可能なチャンネルが自動スキャニングされるので、見たいチャンネルにチェックを入れてセットアップは完了。筆者がテストした環境でもすぐにMacでテレビを見はじめることができた。
シングルチューナーということもあり、Macに「テレビを見る・録る」機能をシンプルに加えたいユーザーに最適な製品だ。本体にアンテナケーブルを直接装着するタイプの製品なので、デジタル放送の受信感度は非常に安定している。肝心の画質も大いに満足できる。細部の輪郭がシャープで滲みがなく、目立ったノイズの発生もみられない。
4種類の長時間録画モードの画質比較もイメージを紹介しておきたい。高画質の「HX」から低画質の「HE」へモードを変えていくに従って、被写体のフォーカスが少しずつ甘くなって、出演者が着ているスーツのテクスチャーなど、立体感が失われてくる。平坦部にもノイズが表れるようになるが、それでもパネルの文字などは十分な精彩感をキープしている。
長時間録画を選んだ場合、1時間あたりの録画で必要になるストレージ容量は「HX:約4GB」「HS:約2GB」「HL:約1.1GB」「HE:約760MB」となる。録画する際にはストレージに最低1GBの残量が必要なので、ニュースや情報バラエティ番組などは積極的に「HE/超長時間2」で録り、なるべくストレージ容量の消費を抑えながら使うのもありだ。
チャンネルの切り替え操作など、プレーヤー画面のインターフェースのレスポンスは機敏でストレスを感じない。メニューの配置もシンプルで理にかなっている。全画面表示から、画面の下側にポインターを当てると表示されるコントローラーは、視聴している番組の画面の上に透過オーバーレイ表示されるので視聴感が損なわれない。視聴中番組の録画はいつでもボタン一つですぐに始められるし、設定メニューの構成はシンプルで無駄がない。
今回PIX-DT195を使ってみて、改めて「Macでテレビが見られる便利さ」が実感できた。自宅にテレビを置きたくない一人暮らしの方、あるいは個室や寝室などでテレビが見られる環境を加えたい方などにおすすめしたい製品だ。
文:山本 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。