商品について
オブジェクトオーディオもハイレゾも迫真の表現力で。優れた臨場感のサラウンド再生を実現するAVレシーバー。
◆ハイクオリティサウンド
・ハイカレントアンプ設計
正確で安定したスピーカードライブを実現するためには大電流をスピーカーに供給する必要があります。
そのためオンキヨーでは厳選されたカスタムメイドの大型トランス、1500μFの大容量コンデンサー、耐熱効果を高めたヒートシンクを採用しています。
・ノンフェーズシフトアンプ
音が減衰するポイントを可聴周波数の外に追いやることで位相ズレのない焦点の定まった音像を実現します。
・デジタルノイズを低減するフィルター回路「VLSC」
完全に取り去ることが難しいD/A(デジタル/アナログ)変換時に発生するパルスノイズを独自技術で極限まで減少させています。(全チャンネル搭載)
◆サラウンドフォーマット
・ホームシアターの概念を覆す圧倒的な空間再現力 革新的なテクノロジーDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応
・ホームシアターファン待望、話題の最新ホームシアターテクノロジーDTS:Xにアップデート対応。
・シアターサウンド再生の世界基準THX Select 2 Plus準拠
◆ビジュアル
・HDCP2.2にも準拠した4K (4K/60p)映像に対応
・Ultra HDブルーレイに採用されたHDRとITU-R BT.2020に対応
・Super Resolution(超解像度技術)による4Kアップスケーリングを実現
◆自動音場設定
・どんな部屋でも視聴環境を自動で最適化。オンキヨーオリジナルAccuEQ搭載
・イネーブルドスピーカーを最適にならすAccuReflex搭載
◆ハイレゾオーディオ
・ハイレゾ音源再生に対応。DSD11.2MHzファイル再生を実現
・DSDダイレクト再生対応
・最新の384kHz/32bit ハイグレードDACを搭載
◆ネットワーク
・デュアルバンドWi-Fi対応
・リスニングスタイルによって選べるインターネットラジオ
・iPhoneやiPod touch内の音楽が楽しめるAir Play機能搭載
・話題の“Google Cast”対応
・専用アプリで端末内音楽ライブラリーの再生もAVレシーバーの操作も
◆その他の特長
・夜中や、マンションなど小音量でもサラウンドを楽しめる
・音声信号経路の最短化によりノイズを大幅に抑えるPURE AUDIOモード
・極太ケーブルやバナナプラグとの接続も可能なスピーカー出力端子
・電源ケーブルの交換が可能なIEC規格のACインレット(PSEマーク付属電源ケーブル必須)
・バイワイヤリング対応スピーカーとのバイアンプ接続に対応
・2部屋で異なる音楽を同時に楽しめるマルチルーム対応
・圧縮音源をよりよい音で楽しむミュージックオプティマイザー
・音声と映像のズレを補正するA/Vシンク機能
・FM/AMラジオが楽しめるチューナー内蔵
・コンテンツ視聴中に主なメニュー項目が設定できるQuickセットアップメニュー
・テレビのリモコンでAVレシーバーを操作できる、システム連動が可能なCEC(RIHD)対応
「TX-RZ810」は、オンキヨーのミドルクラスAVアンプ。7.2ch構成で、ドルビーアトモスプロセッサーを実装。DTS:Xにはアップデートで対応予定。オブジェクトオーディオのスピーカーレイアウトは、最大5.2.2chまで対応する。
「Accureflex」を搭載し、天井反射により耳に届く帯域(高音)と、イネーブルドスピーカーから直接耳に届く帯域(低音)の位相ズレを低減させることで、聴感上の違和感を解消。明瞭な音像による音場空間を実現する。
結論から先に言うと、本機のサウンドは、それらに精密感が加わったという印象である。
BD『エクソダス:神と王』を再生。従来モデルに比べ、スピード感で躍進を示し、立ち上がりと収束、解像力に優れ、ダンピングファクターとトランジェントの改善が如実だ。
続いて注目の「Accureflex」を試してみる。オフの状態では、リスナーを中心に正円を描いて移動する鳥の羽音が、前方右で行き止まって奥へと進まないが、オンにすると、美しい正円を描いて右後方から前方右、センター奥(スピーカー背後)、前方左へと滑らかに移動する。細かいSEが引き締まり、くっきり繊細な存在感と正確な定位で音場に現れ、表現のきめ細かさや繊細さが明らかに向上する。ドルビーアトモスの再生において、他社製品に差を付ける大きなアドバンテージといえよう。
文:大橋伸太郎
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「Phile-web」所収記事を短くまとめたものです。