商品について
忠実色再現と高輝度を両立。ビエラ史上最高音質を実現した大画面4K液晶ビエラ。
忠実色再現と高輝度を両立。ビエラ史上最高音質を実現した大画面4K液晶ビエラ。
■HDRコンテンツの明暗差を高コントラストで描き切る「高輝度パネル」
独自設計の高輝度パネルを採用。バックライトの光量を高め、明るさを高効率に利用するシート構成により全体が明るいシーンでも、高コントラストの映像を満喫できます。
■明るいシーンや暗いシーンでも忠実に色再現する「ヘキサクロマドライブ」
微妙な色の違いを見極め、自然な色合いを再現。さらに、補正ポイントを多くしたことにより、再現が難しい低輝度領域の色味まで忠実に再現します。
■大画面の映像と一体化する臨場感あふれるサウンド「Tuned by Technics」
官能評価、独自の音響解析システムによるチューニングにより、様々なコンテンツで、臨場感あふれる音質を実現しました。
ハイエンドこそ有機ELテレビに置き換わったが、2017年末では、まだ全体の数パーセントに過ぎない。テレビの中心は今も液晶方式だ。液晶方式の画質・音質両面の進化を印象付ける新製品が現れた。パナソニック・ビエラ「EX850」シリーズだ。
オールマイティーなコントラストのために採用したのがバックライトの「エリアコントラスト制御」だ。
音質進化も目覚ましい。従来モデル(DX850)の課題を洗い出し、テクニクスのHi-Fi技術を注入。音声回路にテクニクス製品で採用実績のある高音質部品を採用、基板のグランドパターン変更でS/Nが大きく改善した。
ベルリン・フィルの本拠地、フィルハーモニーザール収録の「幻想交響曲」で視聴をスタート。まず気づくのがオーケストラ各セクションの定位のよさだ。
ハイレゾ・リマスターの恩恵は勿論だが、3WAYスピーカーの音の忠実性が高く、楽器の音色描写に優れているのに加え、水平方向の広がり感がある。何より音に明瞭さがある。
55Vの大画面を2H程度で近接試聴しているのに、画面中央部の音影が薄くならず、広がり感と密度感を両立している。テクニクスが磨きあげたJENO EngineのDSP機能が、音場表現に役立っているのだ。
ベルリン・フィルと協業し、クラシック音楽の知見を今後、パナソニックのAV機器に役立てていくそうだが、実際にEX850からフィルハーモニーザールの音の佇まいが感じられたことから期待大だ。
一方の映像はどうだろうか。エリアコントラスト制御の効果は『オブリビオン』(Ultra HD Blu-ray)で如実に理解できた。暗闇の中の強烈な光が従来モデルでは潰れて白いカタマリになってしまうのに対し、EX850は解像感を保持し、発光体の顔つきが分かる。
同社には有機ELのフラグシップ「EZ1000」がある。いわば究極の直下型だ。EX850は液晶ビエラで頂点を極めた。薄型テレビの本義ミニマル&フラットを保持しつつ音質の躍進を果たしたことも特筆に値する。液晶方式の現在に止まらず全てのテレビの現在を表現した製品といえよう。
文:大橋伸太郎
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。