商品について
プロフェッショナルの要望に応え
大幅なワークフロー改善と操作性向上を実現したフルサイズミラーレス一眼カメラ『α9 II』のツーリストモデル。
高速撮影性能や高いAF性能を備えながら、スポーツや報道撮影のプロフェッショナルのワークフローをサポートする高速通信性能が進化したフルサイズミラーレス一眼カメラ『α9 II』のツーリストモデル。
■高速性能と両立した、妥協のない高画質性能
新開発の画像処理アルゴリズムにより、解像感と低ノイズを両立させ質感表現を追求した高画質性能を実現。ディテールリプロダクション技術の進化により、細かな被写体のディテール再現が向上し、被写体のもつ質感をよりリアルに表現できるようになりました。また、高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、手ブレ補正アルゴリズムの最適化を行うことにより、5.5段(*)の補正効果を実現。さらに、蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を検知し、フリッカーによる影響が少ないタイミングで静止画を撮影します。
* CIPA規格準拠、Pitch/Yaw方向、 Planar T* FE 50mm F1.4 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時
■圧倒的なスピードを実現する革新性能
高速性能を実現するため、フルサイズセンサーの積層構造を採用。回路部を画素領域と別の層に積層配置することにより、高速信号処理回路を大幅に拡張しています。さらに、高速に読み出された膨大な出力信号を内蔵メモリーに一時保管することで、信号を滞らせることなく高速処理が可能。その結果、画像処理エンジンBIONZ Xとの組み合わせにより、最高約20コマ/秒(*1)連写、ブラックアウトフリー連続撮影(*2)、最大60回/秒(*3)の演算によるAF/AE追随や、最高1/32000秒(*4)での動体歪みを極限まで抑える(*5)アンチディストーションシャッターなど、データ量の多いフルサイズでありながら一眼レフのメカ構造の性能の限界を超える新次元のスピード性能を実現しています。
*1 連続撮影モード「Hi」時。シャッタースピードが1/125以上の場合に有効です。AF-Cモード時は、装着レンズ、撮影モードによって最高連写速度が異なります。また、装着レンズによってソフトウェアのアップデートが必要になる場合があります。互換情報詳細については、サポートサイトをご覧ください
*2 電子シャッター使用時に有効です。シャッター速度が遅くなると、画面表示の更新が緩やかになります
*3 シャッタースピードが1/125以上の場合に有効です。装着レンズや撮影設定によって異なる場合があります
*4 MとSモード設定時のみ1/32000秒まで選択可能です(1/16000-1/32000秒の間は選択ができません)。それ以外の撮影モードでは最高1/16000秒になります
*5 撮影環境・条件によっては、微小な歪みが見えることがあります
■プロの過酷な撮影現場にも耐える、高い信頼性と操作性
カメラとしての機能・性能だけではなく、プロの道具には高い信頼性が要求されます。フィールドでの過酷な使用に耐えられる防塵・防滴性能(*)をより向上させつつ、α9とほぼ同等のサイズを維持した堅牢なボディ構造を実現。長時間の使用でも安心なバッテリー性能や、ボタン・キーの操作感の改善などプロのニーズに応えます。また、これまで撮影関連の設定にのみ限定されていた、メモリーカードへの保存と読み込みのできる設定項目が大幅に増加。読み込んだ設定は、同じ型名の他のカメラであれば読み込みが可能です。
* 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません
■プロのワークフローを支える高い接続性
α9に比べて、有線・無線を問わず接続機能・性能が向上。最高約1Gbpsの高速通信を実現する1000BASE-T対応の有線LAN端子の搭載や、5GHz帯域(*)無線LAN(Wi-Fi)対応により、撮影から納品までのスピードが求められるスポーツ系、報道系プロフォトグラファーのワークフローを効率化します。デスクトップアプリケーション「Remote Camera Tool」を用いたPCリモート(テザー)撮影において、レリーズタイムラグ、ライブビュー画面遅延などを抑えた、快適な撮影が可能になりました。また、再生画像データに対して、カメラ本体で最大60秒の音声メモを録音可能。カメラ以外のツールを使うことなく、画像に撮影場所や撮影対象などの情報を音声で付与できます。
* お使いいただく国や地域により、屋外における5GHz帯でのPCリモート撮影時の「Wi-Fi Direct」接続は、制約がある場合があります。その場合は、MENUから「ネットワーク」を選択し、「Wi-Fi 設定」で使用する帯域を2.4GHz帯に設定してください