商品について
4K/HDRの美しい映像を描き出すUltra HD ブルーレイ再生対応
■12bitの色深度による滑らかな色階調を実現<Dolby Vision>
■ノイズ除去/シャーシ強度アップ高音質設計の進化
■4Kブラビアに最適な画質を自動で楽しめる4Kブラビアモード搭載
■フルHD映像をさらに高精細化4Kアップコンバート60P対応
■数多くの高音質フォーマットに対応
■ハイレゾ相当の高音質DSEE-HX
■ワイヤレスで高音質を楽しむLDAC
■従来の4Kテレビでも美しい映像にHDR→SDR変換
印象の強い音を見事に鳴らし切った懐の深さに脱帽
視聴のリファレンスに選んだタイトルは映画「アリー/スター誕生」だ。「Shallow」を歌う場面で画質を確認した。
はじめにBRAVIAモードを「入」にして視聴してみる。暗がりの中に立つアリーがスポットライトに照らされ、透き通るような肌色が浮かび上がる。髪の毛の輪郭線が立体的だ。自然で強調感のない色合いと明るさのバランスがとても好印象だった。同じシーンをドルビービジョンの映像で見てみよう。BRAVIAモードの映像から一転して色の鮮やかさと濃さがグンと強みを増した。
続いてUBP-X800M2の音質を報告しよう。「La vie en rose」を歌うシーンは、伸びやかで力強い歌声に鳥肌が立ってしまった。生々しい存在感を主張してくるのに、うるさく感じることが一切ない。
物語のラストに、アリーがオーケストラを伴って歌う場面ではコンサートホールの雄大なスケール感に呑み込まれそうになる。しばらくすると場面が一転して室内でのピアノの演奏に切り替わる。それぞれのシーンのスケールに合わせて、バランスを崩すことなく印象の強い音を見事に鳴らし切ったUBP-X800M2の懐の深さに脱帽した次第だ。
文:山本 敦
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。