商品について
あらゆる音をリアルサラウンドで楽しめるワイヤレス5.1chシステム
あらゆる音をリアルサラウンドで楽しめるワイヤレス5.1chシステム
リアルサラウンドを楽しめる5.1chシステム
バーチャルな5.1chシステムと異なり、フロントのバースピーカー/サブウーファー/リアスピーカー×2の4つのスピーカーにより、省スペースで本格的な5.1chシステムを実現。さまざまなコンテンツをリアルな臨場感で楽しめます。
スピーカーケーブル不要のワイヤレス接続
本体となるバースピーカー/サブウーファー/リアスピーカー×2をワイヤレスで接続可能。スピーカーケーブルが不要で、それぞれの電源ケーブルを接続するだけで自動的に接続完了。快適にリアルサラウンドが楽しめます。
4K対応
入力された4K映像信号を、そのまま4K対応テレビへ送信する「4Kパススルー」に対応。さらに、4K放送対応チューナーを接続するために必要な著作権保護規格HDCP2.2に準拠しています。
高音質でワイヤレス再生が楽しめる「LDAC」に対応
Bluetooth&NFC(Near Field Communication)対応によりワイヤレス再生が手軽に行えます。さらに、新開発の高音質コーデック「LDAC」に対応し、従来比、最大約3倍の情報量を伝送可能。LDAC対応機器間では、ハイレゾ音源をはじめ、さまざまな音源を高音質でワイヤレスリスニングできます。
ブラビアと調和する美しいデザイン
ブラビアと同様に幾何学形体を組み合わせた、シンプルで研ぎ澄まされたデザイン。さまざまなリビングに自然と溶け込む、上質で美しいたたずまいを求めました。
ソニーのホームシアターシステム「HT-RT5」。サウンドバーに5GHz帯のワイヤレスサブウーファーと、同じくワイヤレスのリアスピーカーを追加したリアル5.1chシステムである本機は、サウンドバーと比べ、どれほど本格的なホームシアターサウンドの域に到達しているのか。その実力を実際に体験してみた。
視聴用に持ち出したのが『ベイマックス』だ。今回、じっくり聴き込んだのがチャプター3、主人公のヒロが大学の研究発表会で発明品のマイクロボットを初披露するシーン。再生すると、ステージ上でヒロがマイクロボットを操作する音も、画面の位置にピタリとマッチ。そして問題の、マイクロボットの上を歩くシーンを観ると、見事にヒロの声が前方左右、そして背後までスピーカー間を自然に回り込む。
前後の位置再現をバーチャルサラウンドに頼る一般的なサウンドバーでは、このような肩を抜けて背後まで通り過ぎるようなつながりに到達できない。まさにリアル5.1chのみが到達できる領域だ。これはセットアップ時にソニーの自動音場補正技術「D.C.A.C.DX」でスピーカーの正確な位置を理解し、補正していることも寄与しているのだろう。
他にもBGM全体がシーンに合わせてぴたりと定位したりなど、『ベイマックス』の“聴きどころ”は語り出すとキリがない。そんなサラウンドを体験するには、やはりHT-RT5のようなリアル5.1chが必須だと改めて実感した。
「シネマスタジオ9.1ch」は、『GODZILLA ゴジラ』のような音密度のあるアクション超大作にはピッタリ。HT-RT5の極めて正確なサラウンドの音再現にプラスして、作品世界への没入を求めるなら試してみてほしい。
「サウンドフィールド」として特別なモードを用意しているのがスポーツ観戦、特にサッカーだ。
今回観戦したのは、BS1で放送されていたバイエルン・ミュンヘン v.s. マインツの試合。テレビ中継はステレオで、アナウンサーの実況と解説者の声入りだが、「サウンドフィールド」から「サッカーモード」を有効にすると、テレビ中継らしい実況はそのままに、スタジアムの歓声が背後から沸き上がるようなサラウンドとして再生され、一気に臨場感が高まる。
映画BDにテレビ放送、そして音楽まで家中にある音源をHT-RT5で聴き尽くしてみると、リアル5.1chにしかできないリアルなサラウンド、そして音楽再生でも通用する確かな実力を持つホームシアターシステムとわかった。リビングで映画、そして音楽を本格的に楽しみたいのなら、お勧めモデルとして太鼓判を押したい。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。