商品について
ボディサイズがよりコンパクトになり
描写性能と操作性が向上したレンジファインダー式デジタルカメラ。
被写体をよりしっかり捉えるために
視界を30%広げ
ファインダー倍率を0.73に引き上げました。
ボディサイズがよりコンパクトになり、描写性能と操作性が向上したレンジファインダー式デジタルカメラ。
■フォルムを重視:フィルムカメラのサイズをデジタル時代に反映
「ライカM10」では、トップカバーの奥行きがわずか33.75mmと、現行のデジタルM型カメラの「ライカM(Typ 240)」よりも4mmほど薄いサイズを実現し、これまでのM型デジタルカメラの中では最もスリムなフォルムになりました。
■レンジファインダー:世界を写す正確なウィンドウ
レンジファインダーは、ライカMシステムの輝かしい歴史の中で常に大きな役割を担ってきました。この伝説的なフォーカス技術の数々の重要な要素は、「ライカM10」でさらに最適化されています。被写体をよりしっかり捉えるために、視界を30%広げ、ファインダー倍率を0.73に引き上げたほか、アイレリーフ(接眼レンズから目までの距離)も50%大きく広げ、撮影者が眼鏡をかけていてもビューファインダーを使用しやすくなりました。
■デジタルキャンバスとなるセンサー
「ライカM10」の主要なコンポーネントとして挙げられるのが、このカメラのために特別に開発された2400万画素のフルサイズCMOSセンサーです。この新技術のおかげで描写性能に関係する全パラメーターが著しく向上し、ダイナミックレンジ、コントラストの再現性、シャープネスと分解能が特に卓越しています。独自のマイクロレンズ構造を採用したことで非常に大きな開口が可能になり、光が斜めからセンサーに入射してもフォトダイオードで正確に捉えることができ、性能も前モデルより向上しています。センサーのカバーガラスはIRカットフィルターとして機能し、差し込む光の好ましくない反射を複数のガラスレイヤーで防いでいます。さらに、ローパスフィルターがないことできわめてシャープな描写を実現し、特に広角レンズや明るいレンズを使用する場合に卓越した描写力を発揮します。
「ライカM10」に新設計のセンサーを採用したことでISO感度域が広がり、ISO 100~50000のISO感度の範囲で設定できるようになったほか、高感度で撮影した時のノイズ特性が著しく向上しました。これにより「ライカM10」はフォトグラフィーのまったく新たな扉を開き、光に恵まれない条件下の撮影でも卓越した描写性能を発揮します。
■新しいイメージプロセッサー:次なるクオリティレベルに到達
「ライカM10」は最新世代のイメージプロセッサー「LEICA MAESTRO II」を採用し、技術的には最先端の画像処理水準です。新開発の2400万画素のセンサーとの組み合わせにより、卓越した描写力の写真撮影が可能になりました。また、2GBのバッファメモリーを搭載し、最高5コマ/秒の高速連写を高精細で実現できるため、決定的な瞬間を逃すことはありません。「ライカM10」はこれまでの中で最速のM型カメラとなりました。
■余分な要素を省き、直感的に操作できるコンセプトを採用
ライカM型カメラは、常に写真撮影に本当に必要な要素だけを追求してきました。この原則は「ライカM10」においても忠実に踏襲され、写真撮影に基本的に必要な設定機能にすぐにアクセスできるという直感的な操作性をより高めています。例えば、カメラ背面の操作部はジョイスティックと「プレイ」、「ライブビュー」、「メニュー」の3つのボタンのみに絞られており、特定の重要な設定は撮影者の好みや撮影状況に合わせて調整できるようになっています。また、「ライカM10」はメインメニューからメニュー項目を自由に選んで登録できる「マイカメラメニュー(MyCameramenu)」を採用しています。
「ライカM10」で最も目立つ特長のひとつが、トップカバーに設けられたISOクリックダイヤルです。「ライカM10」はM型デジタルカメラで初めて、ISO感度を含め、フォーカス、絞り値、シャッタースピードなどの写真撮影に必要なすべてのパラメーターを、電源オフのまま、また液晶モニターからメニュー画面を呼び出すことなく設定できるようになりました。
■Wi-Fi機能:思い出をその場でアップして共有可能
「ライカM10」はM型カメラとして初めてWi-Fi機能を内蔵しました。撮影した写真をApple社のモバイル端末にワイヤレスで送信して編集したり、ソーシャルネットワークにアップして共有することもできます。ライカMアプリをモバイル端末にインストールすれば、DNG形式のRAWファイルをダイレクトに送信し、iOS 10.2以降に対応したアプリで処理することができます。また、ライカMアプリがあればWi-Fi経由で「ライカM10」をリモート操作することができるようになり、普段とは違ったアングルで撮影したり、シャッタースピードを下げた時の手ブレを防ぐことも可能になります。