商品について
体験を耳で感じる。バイノーラル録音を気軽に楽しめるイヤホン型マイク
〇バイノーラル録音を気軽に楽しめるイヤホン型マイク。
RM-ATZ19は、左右のイヤホン筐体に内蔵された高性能マイクにより高品質なバイノーラル録音が可能なイヤホン型マイクです。
一般的に、バイノーラル録音では人の頭部や耳の形状を模したダミーヘッドなどの特殊なマイクが用いられます。本製品は、さまざまなイヤホン製品の開発で培ったノウハウを活かし、まるでリスニングイヤホン製品のような、安定した装着感とコンパクトなデザインを実現しました。
お手持ちの録音機器に接続するだけで、ロケーションに左右されず気軽にバイノーラル録音が可能なため、これからストリーミング活動や、アウトドア・ASMR などの動画制作を始めたいという方にも最適です。
〇バイノーラルとは。
バイノーラル音声はステレオ音声の一種ですが、再生される音像が頭外定位 ( 頭の外で音声が鳴っているように感じる ) し、まるで実際にその場にいたかのような、リアリティあふれた感覚が得られるという特徴があります。それは、バイノーラル録音された音声には、耳まで直接届く音声の他に頭部の形状や質感などによる音響的な影響の情報が含まれているからです。人が実際に音声を聴取する際、左右の耳の間には障害物となる鼻や頬が存在し、音源から左右の耳に届く音波は同じにはなりません。バイノーラル録音された音声はその違いをリアルに再現することができます。
〇さまざまな「聴こえ方」を再現。
録音方法次第で、さまざまな「聴こえ方」を再現することができます。
例えば楽器演奏を録音する場合、奏者が RM-ATZ19を装着することで演奏中の奏者自身の聴こえ方が再現された音声 ( 主観的な音声 ) の録音が、演奏の聞き手がRM-ATZ19を装着することで演奏中の聞き手の聴こえ方が再現された音声 ( 客観的な音声 ) の録音が可能です。個人で客観的な音声の録音を行う場合は、人の頭部形状を模したマネキンなどの耳に RM-ATZ19を固定することで、簡易的に客観的音声のバイノーラル録音を再現することができます。
〇主な対応機種。
ICレコーダーはもちろん、ビデオカメラなどの録画機器と接続することで、映像と音声がリンクした、より没入感の高いコンテンツ制作が可能になります。
※ステレオ録音対応で、マイク用のφ3.5mm ステレオミニジャックを搭載している必要があります。
※プラグインパワーの対応範囲は2.0~5.5V です。
※モニター時は、録音機器の感度や音量の設定によってハウリングが発生する場合があります。
〇繊細かつ表現力豊かな録音を可能にするプリモ社製小型エレクトレットコンデサマイクロホン搭載。
ステージ用のボーカルマイクや放送局・スタジオ用の収音マイクといった様々な分野で高性能のマイク関連製品を提供する、株式会社プリモ製の小型エレクトレックコンデンサマイクロホンを搭載。極めてフラットな周波数特性と高い感度により、低域から高域まで繊細かつ表現力豊かに録音が可能です。同マイクロホンを搭載し、テラ・インターナショナル株式会社の集音器 ( 聴力補助機器 ) 製品 [ATZ-19] 用イヤホンマイクの開発で培った集音技術のノウハウを活かし、より分析的で、リアリティに特化したバイノーラル録音性能を実現しました。
〇バイノーラル音源の聴取に最適なFLW構造ドライバー搭載。
録音中のモニターや ICレコーダーに収録した音源の高品位な聴取を可能にするFLW(Floating Lead Wire ) 構造ドライバー」を搭載しました。ボイスコイルのリード線を、振動板に干渉することなくPCB に接続する「空中配線」により、ダイナミックドライバーで起こりうる振動板への偏った負荷を軽減。全帯域にわたってノイズが少なくクリアな出音が特徴です。楽曲リスニングイヤホン用のドライバーをベースに、バイノーラル音源の聴取や分析に特化したモニター向けのチューニングを施しています。
〇風切り音を軽減するウィンドスクリーン。
屋外での録音時に役立つ、着脱式のウィンドスクリーン(風防)を付属。強風時などに発生する風切り音を約20dB※1 軽減し、よりクリアな音声※2を録音することができます。
※1当社調べ。
※2録音環境によっては、風切り音が十分に軽減されない場合があります。
〇ディープマウントイヤーピース。
耳のより奥の広いエリアでフィットする独自形状の「ディープマウントイヤーピース」を付属。豊かな低音再生とイヤホンの落下防止を両立する極めて安定した装着感を実現します。抗菌仕様のため永く清潔にご使用いただけます。また、モニター用のイヤーピースも付属しているので使用環境に応じて使い分けることができます。