商品について
人気のヘッドホンMOMENTUMやMOMENTUM On-Earに続くシリーズ第三弾。カナル型イヤフォンMOMENTUM In-Ear(モメンタムインイヤー)が登場
◆世界中のヘッドフォンユーザーから高く評価され続けているゼンハイザーの高音質。
◆MOMENTUM In-Earは素晴らしく力強いサウンドをお届けします。
◆しなやかで光沢感のある洗練されたデザイン。赤と黒のコントラストは使っている人だけでなく、まわりの人達も魅了することでしょう。
◆装着感も抜群です。人間工学に基づき、ハウジングは耳に対して15°傾けています。
◆コンパクトなハウジングが耳にジャストフィットし、音質を損ないません。
◆Samsung Galaxy デバイス(他LG、HTC、SONYのタブレット、スマートフォン)向け
今回紹介する「MOMENTUM In-Ear」は、そんなヘッドホン好きも絶賛するMOMENTUMシリーズの第3弾。In-Earという名称の通り、カナル型としてリリースされた本機は、やはりデザインと音質の両面にこだわり抜いたモデルだ。
「MOMENTUM In-Ear」はダイナミック型ドライバー1基を搭載している。ハウジングは人間工学に基づき、15度傾いた形で耳穴に挿入するタイプで、耳穴へのフィットを重視した構造を採用する。ノズル構造はカスタム切削ステンレスで周波数帯域は15~22000Hzでインピーダンス18Ωと若干高めだが、スマートフォンでも十分な音質を確保できることを確認した。
MOMENTUMシリーズの新モデルとして、まず語りたくなるポイントはデザインの美しさだ。外装はポリカーボネート素材だが、美しいワインレッドで光沢を放つ仕上げが真っ先に目を引く。イヤホンという小さなサイズなのでオーバーヘッド型ほど目立つデザインではないが、ボトムにはゼンハイザーの「S」ロゴを中心に、同心円型のヘアライン仕上げが施されており、精密さを強調したデザインの美しさはMOMENTUMやMOMENTUM On-Earに通じる。
そして音質だが、MOMENTUM In-Earは、同社のオーバーヘッド型ヘッドホン「MOMENTUM」と音質のテイストが同じである。筆者が初めてMOMENTUM In-Earの音を確認した時の第一印象が「オーバーヘッドのMOMENTUMと同じ音」というものだったのだ。
そんなMOMENTUM In-Earの音質インプレッションなので、もしオーバーヘッド型のMOMENTUMを聴いたことがあれば、「あの音」を想像した上で読んで頂きたい。なお、今回の試聴はPCにオーディオテクニカのAT-PHA100を接続し、すべてハイレゾ音源で行っている。
まずはDaftPunkのアルバム「Random Access Memories」(88.2kHz/24bit)を聞くと、スピーカーで聴いた際の空気の揺れまで伝わってくるような、エネルギー感のある重低音がとにかく心地良い。それでいて出し過ぎず、低音の響きも含めて正確にコントロールされた音と評したい。高域はスムーズに伸びるのだが、アタックの強さというより空間を意識した、しなやかな高域の伸びで気持ち良く鳴らしてくれる。
ジャズではSHANTIの「BORN TO SING」(96kHz/24bit)を聴く。ボーカルをしっかりと立てる、その分離感の良さが何よりの美点。高域までキッチリと帯域を伸ばして鳴らすのだが、それでいて耳に心地よいまとめ方はさすがだ。
空間のスケール感も大きく、特にアコースティックギターを空間上にピタリと止まるセパレートを両立させているのが見事で、雰囲気重視というだけでもなく、モニター調に振り切っているわけでもない、音楽を聴くのに「最も楽しい音」を実現しているのだ。
スマートフォンでのリスニングはもちろん、YouTubeなどのネット動画やゲームなど、様々な用途やシーンで気軽に使えるのはインナーイヤー型ならでは。MOMENTUM In-Earはオーバーヘッド型MOMENTUMの音質とデザインテイストをコンパクトに凝縮しており、その銘機の系譜に連なるモデルと評価できる。
文:折原一也
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。