marantz ネットワークCDレシーバー ブラック M-CR612/FB [Wi-Fi対応 /Bluetooth対応 /ハイレゾ対応 /ワイドFM対応]

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発売日

2019/04/30

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仕様詳細

商品名 ネットワークCDレシーバー ブラック M-CR612/FB [Wi-Fi対応 /Bluetooth対応 /ハイレゾ対応 /ワイドFM対応]
型番 MCR612FB
メーカー marantz
商品番号 019151665
JANコード 4951035068007
ブラック

スペック情報

本体サイズ(H×W×D) mm 111×280×303
本体重量 3.4kg
スピーカータイプ セパレート型
音声入力端子 アナログ ×1、光デジタル ×2、
音声出力端子 アナログ(固定/可変) ×1、サブウーハープリアウト ×1、ヘッドホン ×1
ヘッドホン端子 ○(ステレオミニ×1)
USB端子 ○(USB-A ×1(リア))
定格出力 50 W + 50 W(6 Ω、1 kHz、THD 0.7 %)
実用最大出力 60 W + 60 W(6 Ω、1 kHz、THD+N 10 %、JEITA)
消費電力 55 W
対応メディア CD
Wi-Fi Wi-Fi対応
ワイドFM ワイドFM対応
付属品 かんたん設定ガイド、取扱説明書、リモコン(RC014CR)、 単4形乾電池×2、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、電源コード

商品について

ネットワークオーディオ機能と音質をさらに強化した
高音質プレミアム・コンパクト・システム
・HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワークオーディオ機能
 ストリーミング(Amazon Music、AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、AirPlay 2対応
・DSD &ハイレゾファイル再生対応(ネットワーク/USBメモリー)
 DSD(2.8 / 5.6MHz)、FLAC / WAV / Apple Lossless(192kHz / 24bit)に対応
・フルバランス・デジタルパワーアンプ
 最大出力60W+60W、ローノイズPWMプロセッサー、超低ESRコンデンサー採用によりノイズ低減を実現
・パラレルBTL機能が追加された4chスピーカー出力
 新機能のパラレルBTL、バイアンプで高音質化。2組のスピーカーの独立ボリュームコントロールも可能
・ユーザーフレンドリーなインターフェース
 かんたん設定、HEOSアプリ、日本語対応有機ELディスプレイ
・プレミアムデザイン
 伝統のシンメトリーデザイン、ハードコート・アクリルトップパネル、4色のイルミネーション


大ヒット機が “正常進化” 超えた飛躍、 マランツの手頃・小型な本格オーディオ

シリーズ第5世代となる本機は、30ヶ月連続シェアNo.1の人気モデル「M-CR611」の後継機という意味でも注目が高い。この人気モデルに約3年半ぶりの新モデルとあっては、期待せずにはいられないが、結果としてM-CR612は予想を上回る内容で登場した。

その進化は大きく3つ。音質面の大幅なベースアップ、4chアンプ搭載のメリットをあらゆるスピーカーで享受できる「パラレルBTL」、HEOS対応によるネットワーク機能の大幅な進化だ。

試聴では、鮮度が高くスピード感のある音を基軸として、価格以上のスピーカー駆動力を感じた。驚くべきはパラレルBTL時の音質向上。全帯域で滲みが減少して、低域のキレと量感を両立する。スピーカー端子が1組のモデルはバイアンプができないので、パラレルBTLは強力な武器になる。

とにかく恐ろしいコストパフォーマンスだ。前作を試した時も「世代を重ねて完成度が上がったな」と感じたが、M-CR612に至っては正常進化という枠を超えている。気軽でコンパクトなオーディオがほしい方にはうってつけだし、その音を聴いたら、耳の肥えたオーディオファイルも納得せざるを得ないだろう。

文:土方久明

※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。

 ネットワークCDアンプ---というトラディショナルにして現代的なプリメインアンプだ。2008年に初代が発売され、6代目になるヒットシリーズだ。サイズこそ小さいが、音はピカイチ。無駄に大きなアンプなどより遙かに品位の高い、引き締まった音が聴ける。それが片チャンネル当たり2台のデジタル・パワーアンプを組み合わせる、バイアンプ駆動モードだ。 そもそもシングル接続では、振幅の大きなウーファーからの反動で発せられる逆起電力がトゥイターに悪影響を与える。それを防ぐために、ひとつのアンプから2本線で接続する(ウーファーとトゥイターの間の配線距離が長くなるから影響が減る)バイ・ワイアリング方式が考案された。「バイアンプ」ではさらに干渉が強力に排除できるので、効用はさらに上がる。
 ひじょうに品質感が高く、細かいディテールまでよく解像し、エレガントで、すがすがしい。音像も明瞭だ。SACDシングルレイヤーとMQAを除く、ハイレゾを含むすべての音源に対応し、バイアンプで刮目の高音質を聴かせてくれる。ハイC/Pな名機だ。